App Store への提出
Xcode アーカイブのアップロードから App のプライバシーラベル、審査提出までを順を追って案内します。
ビルドした iOS アプリを App Store Connect へ公開する全工程です。まず 公開前の準備 と iOS 設定 を完了している前提です。
iOS のビルド・アーカイブには macOS + Xcode 環境が必要です。App Store Connect の UI は頻繁に変わりますが、流れ(アーカイブのアップロード → App 情報 → プライバシーラベル → 審査提出) は同じです。
1. アーカイブとアップロード
- iOS 設定 に従い、
project.ymlのPRODUCT_BUNDLE_IDENTIFIERとDEVELOPMENT_TEAMを自社の値に設定し、xcodegen generateを実行 - Xcode で実機ターゲットを選択 → Product → Archive
- Organizer ウィンドウ → Distribute App → App Store Connect → Upload
- アップロードしたビルドが App Store Connect に表示されるまで(数分〜数十分の処理)待つ
SDK の xcframework には dSYM が含まれているため、Validate App でシンボル関連の警告は出ません — 追加の対応は不要です。
2. App Store Connect でアプリレコードを作成
- App Store Connect → App → 新規 App
- プラットフォーム(iOS)、名前、主言語、Bundle ID(上で設定した値)、SKU を入力
- 作成
3. App 情報と掲載情報
- App 情報:カテゴリ、コンテンツ権利
- 価格および配信状況:無料/有料、販売地域
- バージョン情報:プロモーション用テキスト、説明、キーワード、サポート URL
- スクリーンショット:要求される端末サイズごとのセットをアップロード(実際のアプリ画面)
- アプリアイコン:1024×1024(ビルドに含まれる)
4. App のプライバシーラベル
App → App のプライバシー でデータ収集の有無を申告します。
- Web アプリが収集するデータ を基準に種別を選択(Unveily SDK 自体は分析・トラッキングを行いません)
- 各データが トラッキング(Tracking) に使われるかを選択
- 記入方法:プライバシーとデータ安全性
使用する機能の Info.plist 利用目的文字列(例:NSCameraUsageDescription、NSFaceIDUsageDescription)を、事実どおり明確に記述してください。目的が不明確だったり、使わない権限の文字列があると審査で却下される場合があります → 本番デプロイチェックリスト。
5. 審査情報と提出
- ビルド セクションで手順 1 でアップロードしたビルドを選択
- App Review Information:審査用テストアカウント(ログインが必要な場合)と連絡先を入力
- 審査メモに WebView の動作説明 を添付 → アプリ審査のヒント
- アプリ内課金(Pro)を使う場合は StoreKit 商品を審査に併せて提出 → アプリ内課金の設定
- 審査に追加 → 提出
Apple の審査は通常 1 日〜数日かかり、承認されると選択したリリース方法(手動/自動)に従って公開されます。
公開後
- Web コンテンツ(HTML/CSS/JS)は再審査なしで自由に更新可能
- SDK 設定(機能範囲)を変える場合は、新しいビルドで更新提出(再審査)
- 次のバージョンのアップロード時はビルド番号を必ず上げてください
よくあるつまずき
| 症状 | 原因 / 対処 |
|---|---|
| ビルドが App Store Connect に表示されない | 処理の遅延、または Bundle ID の不一致 — Xcode のアップロードログを確認 |
| プライバシーラベル未記入で提出できない | App のプライバシー セクションの完了が必要 |
| 権限目的が不明確で却下 | 使用する機能に合わせて Info.plist の目的文字列を事実どおり記述 |
| 「ウェブサイトをラップしただけ」で却下 | ネイティブ機能の活用を審査メモに明記 → アプリ審査のヒント |